大阪ガス 健康センターの岡田邦夫先生と、
関西福祉科学大学の倉恒弘彦先生が、ご講演されました。
私は、ご案内を頂いたので、パフォーマンス向上において、疲労が障害になることから、疲労のとり方を勉強するため、今回参加しました。
簡単に、気になった項目のみ、記載します。
岡田先生
職場で、強い悩み、不安、ストレスのある人 約60%
「労働者の健康状況調査より」
非常に高い数字ですね。
基本労働8時間+拘束時間(昼休み)1時間+通勤1時間+食事・余暇・風呂4時間=14時間
残り10時間を残業と睡眠で分けることになる。
睡眠時間が、6時間以下はリスクが大きい。
昼休みの10分程度の仮眠は、パフォーマンスに有効
企業において、同じ仕事のでも、
裁量権のある人は、ストレスが少ないが、
裁量権の無い人は、ストレスが大きくなる。
倉恒先生
疲労の原因は、睡眠の内容による。
睡眠の内容は、アクティグラフで確認することが出来る。
健常人は、睡眠が取れているが、
慢性疲労症候群は、睡眠が取れていない。
睡眠が如何に大切か分かりました。
その他
パネルディスカッションでは、
疲労対策として
1、休養・スポーツ・レジャー
2、マッサージ・理学的療法
3、食・薬・サプリ
4、医療
カフェインも一時的に効果あるが、慢性疲労の人には向いていない。
ビタミンCは、約3割で効果あり。
コエンザイムQ10も、効果あるよう。
私の感想
医者の力では、慢性疲労の改善は難しい。
人より利益を重視する企業、
人間を単なる労働力とらえている企業
経営者が加わり、人間とは何かを議論しなければ、改善しない。