「スポーツにおける大阪の活性」で講演をさせていただきました。
良かったとお言葉をいただき、私も感謝です。
1、なぜ、大阪でスポーツ産業なのか?
2、なぜ、スポーツが必要なのか?
3、具体的に、大阪(関西州)で何をしようとしているのか?
を、お話しました。
ここでは、3の何をしようとしているのかを簡単書きます。
まず、新スポーツ産業クラスターの形成
従来は、神戸のシューズ、大阪の繊維、奈良・和歌山の革(野球のグローブ等)で、産業クラスターが形成されていたので、スポーツメーカー(アシックス・ミズノ・デサント・セット・エスエスケイ等)が集中していました。
これからは、
1、自転車の街=堺 堺から世界へ自転車と共生する街づくりの提案を
堺オリジナル自転車の開発
*2月2日(火)14:00〜 堺市産業振興センターで、
第9回さかいIPC健康スポーツビジネス研究会
「自転車の街づくり政策」のセミナーを開催します。(無料)
(御堂筋線 なかもず駅より5分)
大阪の自転車保有率は、83%で日本一。
環境と健康のために自転車普及率をさらに向上
市内観光に自転車を・・。
府内にサイクルステーションを設置
2、ウォーキング環境を充実
最も古い街道は竹内街道(堺から奈良へ)
古い街道を歩くなら関西
ウォーキングのための環境整備を充実
府内にウォーキングステーションを設置
ウォーキング&グルメ観光マップ作成など
3、スポーツによる街づくり
国際スポーツ集客都市の実現
スポーツマンシップ、フェアプレー精神でルールを守り、
住民がおもてなしの心で来阪者を笑顔で迎える。
スポーツ経済産業研究所の設置
街づくりを経済的側面からだけでなく、
環境・健康・教育など総合的な側面から分析し政策を提案する。
4、ジェロントロジースポーツ
シニアの為のスポーツに充実
シニア向け用具の開発
シニア向けウエアの開発
シニアのためのスポーツイベントの開催
シニアほど、スポーツの楽しみ方の幅が広がる。
マスターズ甲子園につづくスターズ花園の開催(ラグビー)
5、大阪にスポーツ博物館を!
体験型のスポーツ科学博物館を大阪に!
スポーツメーカーが集積しているので、
アスリートが使用している用具を手に触れることができ、
スポーツを通じて、科学を学ぶことができる、
スポーツミュージアム観光めぐり
高校野球・高校ラグビー発祥の地、豊中球場(豊中グラウンド)など
6、スポーツを通じた人づくり
「宗教無き教育は、賢い鬼をつくる」ヨーロッパのことわざ
道徳・志なしに教育をすると、ずる賢い人間をつくる。
(最近、学歴の高い人に、ずる賢い人が増えた)
「徳は才に勝る」
そこで、スポーツマンシップ、フェアプレー精神、
忍耐力、協調性、コミュニケーション能力を育て、
結果でなく、過程も重視する人材を育成する。
以上、生涯スポーツを中心に、
住みやすい街、環境・健康・教育を大切にする街にすること。
今度、3月22日の大阪体育学会50周年記念大会(場所:関西大学)でも
パネリストとして参加し、このお話をします。
みんなで、大阪の活性策を創造しましょう!
植田 真司