世界的な食料不足で穀物の価格が高騰しはじめているようだ。原因は、中国やインドなどの新興国が豊かになり始め、食料需要が増えているからだ。中国やインドは、人口もすごいから、輸出に回す穀物が減るのは当然だろう。
日本はのん気だ、食料自給率(カロリーベース)は40%台にとどまり、就業人口の3%に満たない農家が日本の食料を支えている。しかも、農家の高齢化は進んでいる。地方農村部では、2〜3人に1人が75歳以上という超高齢化社会になっいく。50年前は、30%が農家だったのに。
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参考資料
総務庁「労働力調査」によると,農業就業人口は以下のようにその構成比を著しく低下させている。
1960年 総就業人口の27%
1975年 総就業人口の11%
1994年 総就業人口の5%
2001年 総就業人口の4%
日本の農業の抱える大きな問題は,の農業就業者の高齢化や後継者不足である。
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4次産業(情報産業)や5次産業(創造的産業?)とかいってるけど、いくら価値があり、経済力があっても、食べる物が無くては、生きていけないし、
どこの国も、自分達が生きていくために、穀物を作っているんだ。
金で、他国から食料を輸入すればいいという考えは、わがままだと思うな。
穀物が輸入されなくなると、イースター島のようになる。
イースター島は、緑豊かな島だった、食べる物も豊富だった。
しかし、文化が進み、1次産業を忘れ、みんなが石の像をつくり、遊び始めた。
遊びのために、島の緑を切り倒しはじめた。
森が少なくなり、洪水が増え、農地も少なくなり、水不足に悩まされた。
食料は減り、食料の取り合いで戦争し、多くの島民が戦った。
もはや島はあれ、穀物も育たず、少数の島民がかろうじて生きていくのが精一杯となった。
まるで、日本の未来を予測しているようだ。
そこで、提案したのが、
農業や漁業をスポーツのように、楽しく取り組もうという考えだ。
ファッション性のある機能的なユニフォーム。
ルールに基づいた農業オリンピック=収穫や品質の競争。
きっと、そんな時代が来ると私は考えている。
日本のわがままな考えを見直すことだ。
諦めてはいけない、まだまだ日本は立ち直れる。
私はそう信じている。
植田真司