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2011年08月10日

文武両道を取り戻せ!

文武両道とは、勉強も運動も極めるという意味ではありません。

「文」を極めるには「武」によって培われれる健全な肉体と精神が必要であり、
「武」を極めるには「文」によって培われれる明晰な頭脳が必要である。
という意味と解釈しています。

文武両道のキーワードは、「良い習慣」と考えています。

「文武両道、日本になし」という本がありました。
「日本には、文武両道の人がいないが、
アメリカでは、スポーツと引退後の社会の両方で成功している人が沢山いる」
という内容です。

なぜ、日本で文武両道が育たないのか?
私は、システムの違いだと思います。
アメリカには、文武両道を育てるシステムがある。

アメリカの大学ではNCAA(全米大学体育協会)が、
1週間に○○時間以内と練習時間に制限をかけています。
(一日中練習していたら、勉強する時間がなくなるし、体にもよくない)
さらに、学業が駄目だと、クラブをやめさせられることになる。
(学業を重視しています)

また、練習時間を制限しても、十分な勉強時間は取れません。
そこで、練習にも、勉強にも集中力が必要になってきます。
結局、時間を有効に使うようになり、良い習慣が身につくわけです。

企業も、「勉強だけ」「スポーツだけ」という人より、応用力があり、良い習慣を持った人を採用するのではないでしょうか?

将来のために、今何をしなければならないのか?
もう一度考える必要がありそうです。

                    植田 真司





posted by 植田真司 at 11:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文武両道で頑張るのは日本ではなかなか環境的に難しいのでしょう。


しかし、慶応義塾大理工学部の福谷浩司さんがドラフト1位でドラゴンズに指名されましたね。文武両道ですごいなぁーと思いました。



さらに、大学ゴルフ界にも文武両道でがんばり、プロで戦える選手が出てきたので、紹介します。
まず、高野隆さんという選手です。彼は、東京大学法学部4年です。新潟県出身で、中、高校時代には日本ジュニアゴルフ選手権競技に4回出場し、文武両道で頑張り 、東大法学部に合格した。日本学生ゴルフ選手権競技には3回出場し、朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4年連続出場し、最高6位に食い込む活躍を見せた。さらに、厳しい予選を勝ち抜いて、日本アマチュアゴルフ選手権競技に出場したスーパー文武両道ゴルファーです。


次に、辻田晴也さんです。彼は和歌山県立医科大学の1年です。中学時代には大阪府ジュニアゴルフ選手権2位、関西中学校ゴルフ選手権4位、全国中学校ゴルフ選手権で24位に入った男です。高校は天王寺高校に進学し、さらに高校時代には全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場し、関西高等学校ゴルフ選手権では最高2位になるなどの活躍をしてきた男です。大学は和歌山県立医科大学に進学し、六大学交流戦では3アンダー69で回り、2位に13差をつけ圧勝し、西日本医科学生総合体育大会では2打差で敗れ2位、西日本医歯薬新人戦では2アンダー70で回るものの、マッチングスコアカード方式で2位となった。将来は医者兼プロゴルファーになるでしょう。
最近の若い選手は、強豪私立高校、大学に進学してからプロになる選手が多いだけに、この人たちは異色ですね。楽しみです。

ゴルフ界も野球界に負けずに、将来は文武両道プロゴルファーが誕生するでしょう
Posted by 負けるな at 2012年11月06日 17:04
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