きっと大学関係者も分かってないでしょうねスポーツ用具の授業がどれだけ大変か。大学の専任教員にスポーツ用具全般を教えている人はいないですから。
今回は、高校野球のルールについて調べてみました。
高校野球は特に用具の制限に厳しいので・・・・。
カラーグラブや刺繍のネーミングなど、贅沢は禁止です。これは私も賛成。
しかし、捕手用具、エルボーガードやレッグガードは商標・マークをつけてはならないのに、グラブやサングラスは、メーカー名をつけてもOK。
いろいろ複雑です。
下記に今シーズンの改正は下記の内容を添付します。
詳細のルール改正は、資料室に入れておきます。ご参考まで!
【高校野球用具の使用制限の改正について】
日本高等学校野球連盟では、全国理事会を開き、高校野球用具の使用制限について次の通り決定し、平成20年度シーズンインより適用することとしました。
グラブに関して
@グラブのカラーリングについて
高校野球で使用できるカラーは次の9色です。
ミズノ オレンジ(54)・ブラック(09)・コルク(49)・ナチュラル(47)・スプレンディッドオレンジ(52)・ナチュラルライム(40)・ダージリン(58)・ブライトオレンジ(521)・Iブラック(092)
・この色のカラーコンビネーショングラブは、野手(内野・外野・捕手・一塁手)に限って使用可能です。
その他
・コンビネーションにできるのは、基本的に本体革に対するハミダシと紐革です。
(パイピングハミダシの場合は本体同カラーに限定されます。)
・本体革をコンビネーションにすることは、不可です。
・本体カラーに対するヘリ革のコンビネーションも不可です。
・投手については単色のみ使用可能です。
・投手のハミダシは、グラブ本体同系色で目立たないもの、もしくは皮の自然色とする。
A刺繍に関して
選手個人名・番号・その他の文字を刺繍で入れることは場所を問わず禁止されています。
その他
@エルボーガードとレッグガードについて
投手と登板が予定される選手、または負傷箇所防護目的に限って使用を認めていた制限を廃止する。
色は、紺・黒・白の単色とし表面には商標・マークもつけてはならない。
A捕手用具
投球練習時には、捕手用具を装着する事。
捕手用具の表面にはいかなる商標・マークを取り付けてはならない。
B手袋について
リストバンドを兼ねた物は禁止し、手首から先のものとする。
スプレーの使用は、磨耗が激しく打者が有利になるので禁止する。
経済性の点からパットを補強したような高価な物は使用しないよう注意する。
色彩は、白か黒のみとする。
守備時の野手の手袋の使用を認める。
出塁時に一回り大きいサイズの走塁用手袋の使用は認めない。
Cサングラスの使用について
球場の向きによって、早朝及び夕刻時に野手が眩しくてプレイに支障が出る場合には審判に申し出て使用を認める。
既に支障が出ると大会本部が認めている球場では申し出なくても使用できる。
メガネ枠は黒、紺またはグレーなどとする。メーカー名はメガネ枠の本来の幅以内とする。
ミラーレンズは使用できない。
D捕手の膝痛軽減パッドの使用について
捕手の膝痛軽減の為、レガースに装着するパッドの使用を認める。
色彩は黒・紺一色とする。
外から見える部分に商標はとりつけることができない。