<< 2020年05月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

2007年12月31日

ナイキ 対 アディダス 世界2大スポーツメーカーの争いが激化  日本メーカーはどう対応するのか?

今年最後のブログです。

今や2大スポーツメーカーといえば、ナイキとアディダス。
この2社がどのようにして大きくなったのか?

 業界1位がナイキ。本社は、アメリカ、オレゴン州のビーバートン。グループに、コンバース、コール・ハーン等のブランドを持ち、2006年度のグループ全体の売上高は約150億ドル(約1兆8,000億円)、営業利益約21億ドル(約2,500億円)。ナイキブランドのみの売上高は、約130億ドル(約1兆5,600億円)です。
(とりあえず、1ドル=120円 1ユーロ=160円 で換算)

 業界2位がアディダス。本社は、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハ。グループにリーボックや2006年度の売上高は、約100億ユーロ(約1兆6000億円)です。

ちなみに業界3位がプーマで、2006年度の売上高は、約50億ユーロ(約8000億円)です。

1位、2位が激しく争っていて、3位との差が開いている感じがします。
その理由として、ナイキ、アディダスが、M&Aにより会社を大きくしているといえます。

過去を見てみると、
2003年7月、ナイキ(米)が、コンバース(米)を3億500万ドル(366億円)で買収。

2005年8月、業界2位のアディダス(独)が、業界3位のリーボック(米)を31 億ユーロ(約4,800億円)で買収し、ナイキの売上げに大きく近付いた。
当時の売上げは、
  1位) ナイキ 140億ドル
  2位) アディダス 80億ドル
  3位) リーボック 40億ドル
(アディダスがリーボックスを買収することで 120億ドルへ)

2007年10月 今度は、ナイキ(米)がアンブロ(英)を2億8,500万ポンド(666億円)で買収。

このようにして、両企業は大きくなってきた。

 ナイキは、ヨーロッパのサッカー市場を狙い、アディダスは、アメリカの4大スポーツ市場を狙っているといえる。

 世界3大スポーツ用品開発国として、アメリカ、ドイツ、日本と考えたとき、もう少し日本の企業に頑張ってもいらいたいと思う。
事実、歴史という点では、ナイキ、アディダスより、ミズノの方が古いのである。

 大きくなることが良いことだとは思わないが、新しいスポーツ用品を開発するには、それなりの開発費用が必要である。日本企業の売上げが、ナイキの営業利益にも満たないという現状では、画期的なスポーツ用品を研究開発をすることは難しいだろう。

 2008年は、日本企業の躍進に期待した。


2007年04月19日

オクタゴン・ジャパン

株式会社オクタゴン・ジャパンは、世界第3位のスポーツマネジメント&マーケティング会社の日本法人。

オクタゴンはマイケル・フェルプス(競泳)、ポーラ・ラドクリフ(マラソン)、マルチナ・ヒンギス(テニス)、小谷実可子、鈴木大地、荒川静香など世界のTOPアスリートを数多く抱えている。

最近、吉本興業がスポーツマネジメント&マーケティングで頑張っている。ラグビーの神戸製鋼やプロバスケットチームのエベッサ大阪など、吉本興業がマネジメントしているが、実は、吉本興業はオクタゴンと業務提携(2002年)していた。現在も契約しているかは不明。

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。