この大会の特徴は、下記の5点です。
1.競技種目は、オリンピック競技種目以外の種目で、世界3大陸30ヶ国以上に協会があり、かつ過去に3回以上の世界選手権等が行われていることが基礎条件となります。
2.巨額の費用がかからない様に、既存の設備のみで開催出来る種目だけを実施するため、驚くほど低費用(秋田大会は約22億円)で開催可能です。
3.参加選手は国ではなく、各競技種目の国際競技団体(IF)が世界最高レベルの選手を選び、その選手が所属する各国競技協会に派遣を要請します。
4.開会式、閉会式の入退場や宿舎を国別ではなく、競技別にしたり、大会期間中に全選手に参加を呼びかけるパーティーを開き、国際交流を促進します。
5. 競技大会とは別に「スポーツ・フォー・オール」の普及を目的とした市民参加型スポーツイベントの他、コンサートや展示会なども実施される総合的文化イベントでもあります。
1981年にアメリカのサンタクララで第1回大会が開催され、その後WGCは、国際ワールドゲームズ協会(IWGA)と改称し現在にいたっています。
第1回大会から以降の開催場所、実施種目、参加人数は以下のとおり
開催年 開催地 実施競技(公式・公開)参加選手数(地域数)
第1回1981 サンタクララ(アメリカ) 15(15・0) 1,265人(9カ国)
第2回1985 ロンドン(イギリス) 21(21・0) 1,550人(57カ国)
第3回1989 カールスルーエ(西ドイツ)19(17・2) 1,965人(49カ国)
第4回1993 ハーグ(オランダ) 26(22・4) 2,275人(49カ国)
第5回1997 ラハティ(フィンランド) 29(24・5) 1,725人(71カ国)
第6回2001 秋田(日本) 31(26・5) 2,193人(93カ国)
第7回2005 デュイスブルク(ドイツ) ? ?
まだまだ、メジャーな大会ではないですが、一目起きたいですね。