最近武道の道に興味がある。
スポーツ=遊び
体育=教育として体を育てる
に対して
武道は、道があり、心構え、所作(身の振る舞い)を大切にするからである。
文部科学省も教育に武道を取り入れようとしているようであるが、
忘れかけた徳育を取り戻すには、武道の考え方が必要であると思う。
ことばの意味
スポーツとは、
語源は、ラテン語のdeportareにさかのぼり、「ある物を別の場所に運ぶ」という意味です。あるいはportare「荷持つを運ぶ」の否定形「荷を運ばない=働かない」という意味から、古フランス語のdesport「気晴らしをする、遊ぶ、楽しむ」を経て現在のsportに至ったと考えられます。
しかし、今ではスポーつと言うと競技スポーツを思い浮かべる人が多いようです。
本来、生涯スポーツの中に、競技スポーツとレクリエーションスポーツがあるべきである。
体育とは、
イギリスのH.スペンサーの三育主義
Intellectual Education
Moral Education
Physical Education
が日本で紹介され、
Physical Educationの訳として「身体教育」→「身教」→「体育」となった。明治九年に近藤鎮三によって文部省の雑誌の中に使用されたのが最初と言われている。
その後昭和二十二年に学校教育の教育課程として「体育」ということばが取り入られた。
武道とは
伝統日本武術から発展したもので、人を殺傷・制圧する技術に、その技を磨く稽古を通じて人格の完成をめざすといった道の面が加わったものである。平和な時代においては、自己防衛や自己修練を目的とするように昇華した。
道の追求という点については、心構え・所作など茶道や日本舞踊、芸道とも共通する。
道(どう・タオ・みち)とは、
中国哲学上の用語の一つ。人や物が通るべきところであり、宇宙自然の普遍的法則や根元的実在、道徳的な規範、美や真実の根元などを広く意味する言葉である。